ワインの産地としてのMosel-Saar-Ruwer
ドイツといえばビールだけでなくワインも忘れる事が出来ません。
デュセルドルフ在住当時は、ラインやモーゼルなどのワインケラー
めぐりにも行きました。
その中でもお気に入りだったモーゼルワインについてのお話です。
ドイツは、寒冷な気候であるために、ブドウの栽培が南部の地方に限られています。
この地はブドウの栽培できる北限とされ、主な生産地)としては、ライン川に面したラインガウやラインヘッセン、ライン川の支流であるモーゼル川、ザール川、ルーヴァー川の3つの川の流域にまたがるモーゼルが有名ですね。
ドイツで生産されるワインは、圧倒的に白ワインが多く、フルーティで飲みやすいことからワイン初心者にはおすすめです。
当地の黒葡萄はその厳しい気象条件ゆえに十分に色付くことができないため、数少ない赤ワインも、気候に恵まれたフランスなどの他の地域のものと比べると、色が薄くライトに感じられます。
ブドウの品種は、安価なワインにはミューラー・トゥルガウが用いられていますが、貴腐ワインをはじめとする高級白ワインはほとんどすべてがリースリング種から作られています。
モーゼルのブドウ畑は川に面した南向きの斜面に位置していることが多く、
直射日光だけでなく川からの反射光も取り入れられるという特徴があります。充分な日照量を確保できる上、川から発生する霧で、寒さから畑を守れるという理由のようです。
どのような形でぶどう栽培がモーゼルの地において普及したのかははっきりとはわかりません。
ただ古代ローマ帝国時代に既にワインつくりがさかんだったということから、古代ローマ帝国がこの地に進行した際に広まったということが予想されます。
過去の発見された遺物などからこのモーゼル川流域にぶどうの山がつくられたのは紀元50年~1世紀の頃というのが判明しています。
Mosel-Saar-Ruwer川流域一帯はドイツのワインの産地として大変有名で、地質、特性別に3地域(上流・中流・下流)に分けられています。
以下写真はモーゼルの下流エリアのものですが、土地は板(はん)岩と鉱物からなっており中流に比べると不利な点が多かったにもかかわらず、高品質のワイン(ぶどう)を作り出しています。

例えば、「Winniger Weinhexe」、「Valwiger Hexenberg」、「Cohemer Reihensteiner」などです。この地域の小粒のぶどうは「Mueller-Thurgau」「Kerner」「Reichensteiner」そして「Findling」からできるワインはすばらしいものです。
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